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一軒家の遺品整理にかかる費用相場は?間取り別料金と賢く抑える方法を解説
遺品整理一軒家の遺品整理の費用は、間取りの広さや作業内容によって大きく変わります。本記事では、間取り別の具体的な費用相場から、料金が高額になるケース、費用を抑えるための実践的な方法まで、豊富な実績を持つ遺品整理のプロが分かりやすく解説します。相場を知り、賢く依頼することで、無駄な出費を抑えながら満足のいく遺品整理を実現できます。
遺品整理を検討されている方はぜひ最後までお読みください。ご納得いただける業者選びのお役に立てる情報をご用意しています。
一軒家の遺品整理の費用相場を間取り別に解説
一軒家の遺品整理にかかる費用は、間取りの広さによって大きく変わってきます。ここでは、間取り別の具体的な費用相場と、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
間取り | 費用相場 | 作業時間の目安 |
1LDK | 6~30万円 | 2~6時間 |
2LDK | 9~45万円 | 3~8時間 |
3LDK | 15~70万円 | 5~12時間 |
4LDK以上 | 17~85万円 | 6~15時間 |
1LDKの遺品整理費用相場:6~30万円
1LDKの一軒家の遺品整理費用は、平均して6~30万円程度が相場となります。一見すると「一軒家で1LDKは少ないのでは?」と思われるかもしれませんが、近年増加しているログハウスやコンパクト住宅では、この間取りも珍しくありません。
特に「1LDK+S(サービスルーム)」という間取りは、高齢者向けの平屋建て住宅などでよく見られます。Sは主に収納スペースや納戸として使用される部屋です。この場合、作業量によっては2LDKと同程度の費用がかかることもあります。
1LDKは比較的コンパクトな間取りのため、2~6時間程度で作業が完了することが多く、一軒家の遺品整理としては最も安価な料金設定となっています。
2LDKの遺品整理費用相場:9~45万円
2LDKの一軒家の場合、遺品整理費用は9~45万円程度が一般的な相場です。この間取りは、都市部の狭小住宅や平屋建ての一軒家でよく見られる間取りです。
作業時間は通常3~8時間程度必要となり、作業員2~3名体制で行われることが一般的です。特に都市部では、この価格帯がひとつの標準的な費用相場となっています。
2LDKは、1LDKと比べて部屋数が増える分だけ費用は上がりますが、それでも一日以内で作業が完了するケースがほとんどです。ただし、物が多い場合や特殊清掃が必要な場合は、さらに費用が上乗せされる可能性があります。
3LDKの遺品整理費用相場:15~70万円
3LDKの一軒家における遺品整理費用は、15~70万円程度が相場となります。この間取りは、日本の一般的な一戸建ての標準的な広さに該当します。
作業時間は平均して5~12時間程度必要で、作業員3~4名体制で行われるのが一般的です。遺品の量や状態によっては、2日間にわたって作業が必要になることもあります。
3LDKの特徴として、以下のような要因で費用が変動しやすい点が挙げられます。
- 居室が3部屋あるため、それぞれの部屋の荷物の量で大きく作業量が変わる
- 家族で使用していた場合、複数の方の遺品が混在していることが多い
- リビングが広く、大型家具の搬出作業が必要になることが多い
- 収納スペースが充実しており、想定以上に物が出てくることがある
4LDK以上の遺品整理費用相場:17~85万円
4LDK以上の一軒家の遺品整理費用は、17~85万円が一般的な相場となります。この規模になると、作業は通常1~2日間かかり、4~6名程度の作業員体制で行われます。
特に以下のような場合は、費用が上限の85万円を超えるケースもあります。
- 長年の物が大量に蓄積されている場合
- 特殊清掃や原状回復が必要な場合
- 庭や物置など、付帯設備の整理も必要な場合
- 貴重品や思い出の品の仕分けに時間がかかる場合
4LDK以上の広い一軒家では、部屋ごとに用途が決められていることが多く、書斎や趣味の部屋として使用されていた場合は、専門的な知識が必要な遺品の仕分けも発生します。そのため、作業費用は間取りの広さだけでなく、遺品の内容によっても大きく変動する点に注意が必要です。
遺品整理の費用が高額になるケース
一軒家の遺品整理では、標準的な費用相場から大きく料金が上昇するケースがあります。ここでは、遺品整理の費用が高額化する主な要因について詳しく解説していきます。
立地条件による費用増加
立地条件は遺品整理の費用を大きく左右する重要な要素となります。特に以下のような条件下では、作業効率の低下や特殊な対応が必要となるため、費用が増加する傾向にあります。
山間部や細い道路の場合
山間部や道路が狭い場所にある一軒家の遺品整理では、標準的な費用から30~50%ほど料金が上乗せされることがあります。その最も大きな理由は、大型トラックが現場まで入れないことです。そのため、軽トラックなどの小型車両で何度も往復する必要があり、運搬作業に大幅な時間がかかってしまいます。
また、市街地から離れた場所での作業となるため、作業員の移動時間も長くなります。朝一番の現場入りでも、市街地での作業より1~2時間ほど余分に時間がかかることも。当然、この移動時間分の人件費も費用に反映されます。
さらに天候の影響も大きな問題です。特に山間部では、雨天時の足場確保や、冬季の凍結対策など、安全管理のための追加費用が必要になることもあります。
大型の家具や重たい荷物の運び出しにも苦労が伴います。通常なら大型トラックに付いているクレーンが使えないため、人力での運搬や、小型の移動式クレーンを別途手配する必要があります。こうした特殊機材のレンタル料も、追加費用として計上されることになるのです。
エレベーターがない場合
傾斜地に建つ一軒家や、2階建て以上の建物で階段のみの場合、作業効率が大幅に落ちてしまいます。特に苦労するのが大型家具の搬出作業です。タンスや食器棚、ソファーなどの大きな家具を階段で運ぶには、ウインチやスロープなどの特殊な機材が必要になります。また、安全に運び出すには通常より多くの作業員が必要となるため、人件費も増加します。
作業時間も大幅に延びてしまいます。通常なら1日で終わる作業でも、階段での搬出作業が加わることで1.5倍から2倍ほどの時間がかかることも。さらに、作業員の安全を確保するため、階段への養生や転落防止の設備など、特別な準備も欠かせません。
天候の影響も大きな問題です。雨の日は階段が滑りやすくなるため作業が制限されますし、風が強い日は大型の家具を運び出すことができません。天候によって作業日の調整が必要になることもあり、これも費用増加の要因となってしまいます。そのため、エレベーターがない物件の遺品整理では、余裕を持った作業計画を立てることが重要になってきます。
特殊な作業が必要な場合
通常の遺品整理に加えて特殊な作業が必要になると、作業費用は大幅に上昇します。
特殊清掃が必要なケース
特に孤独死や事故物件の場合、特殊清掃が必要となり、通常の遺品整理費用に加えて50~100万円程度の追加費用が発生することがあります。特殊清掃が必要となる主な状況は以下の通りです。
- 死後発見が遅れたケース
- 体液や異臭が染み込んでいる場合
- 害虫や害獣の発生がある場合
- 腐敗や汚染が進行している場合
リフォームが必要なケース
建物に損傷がある場合や、長期間の放置により建物の傷みが激しい場合は、リフォーム費用が追加で必要となります。以下のような状況では、標準的な遺品整理費用に加えて、数十万円から数百万円の追加費用が発生する可能性があります。
- 壁や床の張り替えが必要な場合
- 水回りの修繕が必要な場合
- 天井や屋根の雨漏り修理が必要な場合
- 建具や設備の交換が必要な場合
大量の不用品がある場合
いわゆる「ゴミ屋敷」状態になっている場合や、長年にわたって物が蓄積されている場合は、作業量が通常の2~3倍になることもあります。まず、膨大な量の不用品を仕分けする作業から始める必要があり、これには多くの作業員と時間が必要です。家具や電化製品、書籍、衣類など、様々な種類の物が混在しているため、一つ一つ丁寧に確認しながら分別していく必要があるのです。
また、大型の家具や電化製品など、粗大ゴミとして処分が必要な物も大量に出てきます。通常の遺品整理では2トントラック1台分程度の処分量ですが、こういったケースでは4トントラック2~3台分になることも。当然、処分費用も大幅に増加してしまいます。
さらに厄介なのが、産業廃棄物として特別な処理が必要な物が含まれていることです。古い農機具や工具類、化学薬品などは一般ゴミとして処分できず、専門の処理業者に依頼する必要があります。こうした特殊な廃棄物の処理費用は、一般的な粗大ゴミの処分費用の数倍かかることもあります。
衛生面での対策も重要です。物が大量に溜まった環境では、カビや害虫が発生していることが多く、作業前の消毒や害虫駆除が必須となります。これらの衛生管理にかかる費用も無視できない金額となり、トータルでの作業費用を大きく押し上げる要因となってしまうのです。
これらの状況に該当する場合は、事前に業者による現地確認と詳細な見積もりを取ることが重要です。また、複数の業者から見積もりを取り、作業内容と費用の妥当性を慎重に比較検討することをお勧めします。
遺品整理の費用を抑える5つの方法
遺品整理の費用は、適切な方法を知っていれば大幅に抑えることが可能です。ここでは、実践的な費用削減の方法を5つご紹介します。
複数の業者から見積もりを取る
遺品整理業者選びで最も重要なのが、複数の業者から見積もりを取ることです。同じ作業内容でも、業者によって料金設定は大きく異なります。
見積もりを取る際は、以下の点に注意して比較検討することをお勧めします。
- 最低でも3社以上から見積もりを取得する
- 見積書の内訳を詳しく確認する
- 追加料金が発生する条件を確認する
- 作業内容や範囲が同じかを確認する
できる範囲は自分で整理する
作業の一部を自分で行うことで、遺品整理の費用を大幅に削減できます。特に以下のような作業は、時間に余裕があれば自身で行うことをお勧めします。
- 形見分けをする品物の仕分け
- 書類や写真の整理
- 日用品や衣類の仕分け
- 小物類の片付けと処分
ただし、重量物の移動や危険物の処分は、安全のために必ず業者に依頼するようにしましょう。
買取できる遺品を活用する
遺品の中には、買取可能な物が含まれていることがあります。これらを適切に活用することで、遺品整理の総費用を抑えることができます。主な買取対象となる遺品は以下の通りです。
- 骨董品や美術品
- ブランド品(バッグ、時計など)
- 貴金属類
- 古い切手や古銭
- 高級家具や電化製品
買取金額は遺品整理の費用と相殺できるため、古物商の許可を持つ遺品整理業者を選ぶことで、より効率的に費用を抑えることができます。
作業範囲を明確にする
遺品整理の作業範囲を明確に定めることで、不要な作業を省き、費用を抑えることができます。作業範囲を決める際は、下記を意識するとスムーズです。
- 必要な作業と不要な作業を明確に区分する
- 優先順位をつけて作業を段階的に行う
- 業者に依頼する作業と自身で行う作業を区別する
- 清掃の範囲と程度を具体的に指定する
必要に応じて専門業者以外も検討する
遺品整理のすべての作業を遺品整理専門業者に依頼する必要はありません。作業内容によっては、専門業者を個別に利用することで、費用を抑えられる場合があります。
- ハウスクリーニング業者(清掃のみ依頼)
- 不用品回収業者(粗大ゴミの処分のみ依頼)
- 専門の買取業者(価値のある物の査定)
- 便利屋(小規模な作業のみ依頼)
ただし、複数の業者を使い分ける場合は、作業の重複や連携の問題が発生しないよう、しっかりとした段取りと管理が必要です。また、各業者の作業範囲と責任範囲を明確にしておくことも重要です。
これらの方法を組み合わせることで、遺品整理の費用を大幅に抑えることが可能です。ただし、必要な作業を省くことで後々問題が発生することのないよう、バランスの取れた費用削減を心がけましょう。
信頼できる遺品整理業者の選び方4つのポイント
遺品整理業者を選ぶ際は、単に料金の安さだけでなく、信頼性やサービスの質を総合的に判断することが重要です。ここでは、信頼できる業者を見分けるための4つの重要なポイントについて解説します。
明確な料金体系を提示できる
信頼できる遺品整理業者の第一の特徴は、料金体系が明確であることです。見積書には作業内容や費用の内訳が詳しく記載され、どの作業にいくらかかるのかが一目で分かるようになっています。
優良な業者は、基本料金に含まれる作業と追加料金が発生する作業を明確に区別して説明します。また、見積もり時には予想される追加費用についても事前に説明してくれます。一方、料金体系が不明確な業者や、見積もり時に曖昧な回答しかしない業者は、作業後に予期せぬ追加請求をする可能性があるため注意が必要です。
無料見積もり・キャンセル料なし
良心的な業者は、見積もりを無料で行い、キャンセル料も請求しません。これは、顧客に納得してサービスを選んでもらうという基本的な姿勢の表れです。見積もり時には現地調査を行い、作業内容や料金について丁寧な説明を行います。
また、見積もり後のキャンセルも自由にできることは、顧客本位のサービス提供を心がけている証と言えます。見積もり費用やキャンセル料を請求する業者は、それだけで信頼性に疑問符がつくと考えてよいでしょう。
損害保険に加入している
プロフェッショナルな遺品整理業者は、必ず損害保険に加入しています。これは単なる形式的な加入ではなく、作業中の事故や遺品の破損に対する具体的な補償内容が明確に定められています。
特に重要なのは、作業員による事故や遺品の破損、建物の損傷などへの補償が含まれていることです。また、第三者への損害賠償保険にも加入していることで、万が一の際も安心して作業を任せることができます。見積もり時には、保険の補償内容について具体的に確認することをお勧めします。
追加のサービスが充実している
信頼できる遺品整理業者は、基本的な遺品整理作業に加えて、様々な付加サービスを提供しています。具体的には、遺品の供養や必要書類の確認、不用品の買取、特殊清掃、簡単なリフォームなど、顧客のニーズに応じた幅広いサービスを用意しています。
また、これらの追加サービスも明確な料金設定のもとで提供され、顧客の要望に応じて柔軟にカスタマイズできることが重要です。さらに、必要に応じて提携業者の紹介なども行ってくれる業者は、顧客本位のサービス提供を心がけていると言えます。
以上のポイントを総合的に判断し、複数の業者を比較検討することで、信頼できる遺品整理業者を見つけることができます。特に重要なのは、見積もりの段階での対応の丁寧さと、料金体系の明確さです。これらが満たされている業者であれば、安心して依頼することができるでしょう。
遺品整理は買取業者「なんでも査定のトータル」への依頼もご検討を
ここまで一軒家の遺品整理について詳しく解説してきましたが、最後に費用を抑えながら安心して依頼できる選択肢として、買取業者「なんでも査定のトータル」をご紹介します。
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まとめ
一軒家の遺品整理費用は間取りによって大きく異なり、1LDKで6~30万円、2LDKで9~45万円、3LDKで15~70万円、4LDK以上で17~85万円が一般的な相場となります。ただし、山間部などの立地条件や特殊清掃の必要性、不用品の量によって費用は大きく変動します。
費用を抑えるためには、複数業者からの見積もり取得や、できる範囲を自身で整理する、買取できる遺品を活用するなどの工夫が効果的です。また、業者選びでは料金の明確さや保険加入の有無、サービスの充実度をしっかりと確認することが重要です。
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