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遺品整理を自分でやるコツ|はじめてでも安心な4ステップと注意点
遺品整理大切な人が亡くなった後、遺品整理はできれば自分たちで行いたいという人も多いでしょう。しかし、そもそも遺品整理を自分で行えるのか、何から始めればいいのか、どういった点に気をつけるべきなのか分からず困っている人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
- 遺品整理を自分で行う場合の手順
- 遺品整理自分で行う場合に知っておきたいコツ
- 遺品整理を自分で行う際に注意しておきたいポイント
これらを中心に紹介していくので、遺品整理を自分たちで行おうと検討されている人はぜひ参考になさってください。
遺品整理は自分で行うことも可能
「そもそも遺品整理を自分たちで行うことはできるの?」と不安に思われている人もいるかもしれませんが、わざわざ遺品整理業者に依頼せずとも、自分たちで対応することはもちろん可能です。
大切な人が遺していったものだからこそ親族で相談しあいながら整理していきたいという場合や、遺品整理業者に依頼した場合には費用面が気になるという場合などには、段取りを決めて自分たちで遺品整理を行っていきましょう。
はじめてでも安心!遺品整理を自分で行う4ステップ
遺品整理を業者に任せず自分たちで行う場合、どのような手順で進めるべきなのでしょうか。押さえておきたい4つのステップを紹介します。
遺品整理を行うスケジュールを確認する
はじめに、遺品整理を行うスケジュールを確認していきましょう。
重要なのは、この日までには終わらせる、という期日をきちんと決めていくこと。遺された荷物がどれだけあるのか、遺品整理を一緒に行う人がどれだけいるのかによってかなり時間がかかる場合もあるため、無理のない範囲で終えられるように決めておきましょう。
いつどの部屋を片付けるのかまで考えておけるとよりスムーズです。
遺品整理に必要なものを用意する
遺品整理を行う際には、必要なものがいくつかあります。基本的には、以下の6つを最低限用意しておきましょう。
- ダンボール
- ゴミ袋
- ガムテープ
- ハサミ
- カッターナイフ
- 油性マジック
ダンボールは荷物を仕分ける際に必要なので、いくつか用意しておきましょう。120サイズを中心に、大きい物荷物用に160サイズも用意しておくと安心です。遺品整理時にはさまざまなゴミが発生するため、ゴミ袋もなるべく多く用意しておきましょう。油性マジックは、どの箱がどんな荷物なのか記すために使います。
また、服装も注意が必要です。動きやすく汚れてもいい服に加え、軍手やマスク、思わぬ怪我を防ぐためのスリッパや厚手の靴下などを用意しておくことをおすすめします。
遺品を3つに分類していく
準備ができたら、遺品を仕分けしていきましょう。以下の3つに分けておくとその後がスムーズです。
取っておきたい思い出のアイテム
故人が大切に愛用していたアイテムや、故人との思い出がつまったアイテムなどはきちんと取っておきましょう。あるいは、遺品供養するのも1つの手段です。
買取を依頼したいアイテム
骨董品や美術品、アクセサリーやブランド品などといったアイテムが遺されており、誰も引き取らないという場合には、買取を依頼しましょう。物によっては十万円以上、さらには数十万円ほどの値がつく場合もあります。
廃棄処分が必要なゴミ等
誰も引き取らず、買取にも依頼できないようなものは廃棄処分としましょう。ゴミがあまりにも多い場合や、回収日まで時間があるという場合には、不用品回収業者を利用するのも1つの手段です。
買取してほしいアイテムは買取業者へ相談する
もしも買取してほしいものがある場合には、買取業者へ相談しましょう。骨董品やアクセサリー、腕時計などといった高価買取が期待できそうなものだけではなく、古いおもちゃやフィギュア、プラモデルなどのほか、切手や古銭など、意外にも高値がつくものはさまざまにあります。誰も引き取らないアイテムの場合、ひとまず買取依頼を検討してみるのもアリかもしれません。
遺品整理を自分でやる場合の5つのコツ
ここからは、遺品整理を行う際に覚えておきたいコツを紹介していきます。以下の5つを押さえておけば、よりスムーズに整理することができるでしょう。
貴重品ははじめに探し出しておく
遺品整理を行う際に重要なのが、貴重品の整理です。以下のアイテムは真っ先に探し出しておきましょう。
- 健康保険証
- 印鑑
- 通帳
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 現金
- 身分証明書(パスポートなど)
- 土地の権利書
- 有価証券
- 各種契約書類
誤って捨ててしまうことのないようすぐに見つけ出しておくことが重要です。
残すのは本当に思い入れのあるものだけにする
「これも取っておいたらいつかは使うかも……」と、なんでもかんでも取っておいてしまうと、結局何も整理できていないなんてことになってしまうかもしれません。最初の段階は大雑把に仕分けし、少し迷うものはあとで判断としても問題ありませんが、「いつかは必要になるかも」という理由で取っておくことはおすすめできません。
基本的には本当に思い入れのある物だけを取っておくと決めておけば、仕分けが非常にスムーズに進むはずです。
迷うなら保留で問題ない
先にも述べたように、もしもすぐに判断できないのであれば保留で問題ありません。誰も引き取らないが捨てるのはもったいない……という物がある場合には、買取を依頼してみるのも1つの手段。予想外の高値が付くことも少なくないので、まずは相談してみることをおすすめします。
遺族間での話し合いは忘れない
遺族間での話し合い抜きに遺品整理を進めてしまうとトラブルの発生につながります。勝手に判断して処分を進めてしまっては、相続トラブルなどにもなりかねません。遠方でなかなかみんなが集まる機会が取れないという場合もあるかもしれませんが、四十九日法要、百日法要などの機会にきちんと話し合ってから、遺品整理を進めましょう。
買取してもらえるものはないかきちんと調べる
遺品の中には買取してもらえるアイテムも少なくありません。骨董品や腕時計、アクセサリーなどでないと買い取ってもらえないと思っている人も多いかもしれませんが、古い切手やゲーム機、昔集めていた瓶の蓋などまで、意外にも買い取ってもらえるアイテムは数多くあります。実は捨ててしまうともったいないものもあるので、むやみに廃棄処分とせずに売れるものはないかきちんとチェックしましょう。
遺品整理を自分で行うなら気をつけたい3つの注意点
最後に、遺品整理を自分たちで行う際に気をつけておきたい3つの注意点を紹介します。
遺品整理のタイミングを焦る必要はない
遺品整理をしなければならない、と焦る必要はありません。もしも賃貸住宅で部屋を明け渡さなければならないという場合には、亡くなったときの月末やその次の月末、あるいは四十九日法要が終わるころまでに遺品整理を行う場合が多いですが、もしも持ち家などですぐに明け渡す必要がない場合には、数ヶ月後でも数年後でも、心の準備ができたときで問題ないのです。
「自分たちで遺品整理を行うことにより心も整理したい」という場合もあるかもしれませんが、早く現実を受け入れなければ、という焦りは心の負担となってしまいます。故人も焦りのなかで遺品整理を行うことはきっと望んでいないはずなので、遺品整理のタイミングに正解はないということを覚えておきましょう。
形見をめぐるトラブルを避ける
故人が大切にしていたものや、親族それぞれが故人との思い出の品として思い入れのあるものなど、取っておきたいものはさまざまです。また、家族や親族はもちろん、親交のあった友人も形見分けの対象となるでしょう。
形見分けは絶対にしなければならないというわけでもなく、明確なルールもありません。基本的には四十九日法要頃に行い、親族を優先して形見分けが行われますが、それぞれにさまざまな事情があるはずです。形見分けはしなくていい、と思う人もいます。
形見分けにおいてはトラブルが発生しやすいため、慎重に話し合いながら進めましょう。
近所迷惑となってしまわぬよう配慮する
遺品整理中は人が多く出入りするだけでなく、騒音や埃も出ます。そのため、一軒家であればそこまで影響はありませんが、マンションやアパートにお住まいだった場合は近所に影響が出てしまうことがあります。
もしも騒音などで迷惑をかけてしまうかもしれないという場合には、遺品整理を行う前に事前に伝えておくと安心でしょう。
遺品整理は焦らず計画的に
遺品整理を行う際、焦る必要はありません。大切な人との思い出を振り返る大切な機会でもあります。しかし、現実的な問題もあることから、トラブルの発生を防ぐためにも計画的に行いましょう。
もしも「やっぱり自分たちで行うのは時間がかかって大変そう……」とお悩みの場合には、遺品整理業者に相談するのも1つの手段です。費用面が気になるという方は、こちらから遺品整理にかかる費用をチェックしてみてください。
遺品整理を行う際に買い取って欲しいアイテムが出てきたという場合や、捨てるのはもったいないけどどう処分するか迷っている……というアイテムがある場合には、ぜひ出張買取のトータルにまでご相談ください。
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