トータルの査定コラム
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偽物が出回りやすい山下清の作品を買取!買取に必要なものとは?
骨董品今回は、ご存知の方も多い放浪の天才画家といわれた山下清の作品を買取させていただきました。
実は、買取させていただいたお客様は山下清とご縁があり、直々に書いていただいたというものでした。作風が高額になるための条件など揃っており、結果的に高額で買取させていただきました。
今回は、山下清のちょっとした歴史や人気の絵が高額買取になる条件なども合わせてご紹介させていただきます。
山下清ってどんな人?
「裸の大将」や「放浪画家」と名を広めた山下清は、貼り絵のセンスがずば抜けていて芸術とも言えるほどワザで、たくさんの人を魅了しました。
巷では「日本のゴッホ」とも言われていたようです。
少年時代に今でいう貼り絵のちぎり紙細工に出会い、どんどん没頭していくことになります。
基本的にこの貼り絵が山下清の持ち前となり、全国を放浪しながら所々で見た景色を貼り絵にする作品が生まれていきました。
山下清は1940年から1954年の全国を放浪したといわれていますが、実はこの放浪記は絵を描くためのものではなく、ただ放浪していただけというものだそうです。
山下清の日記にもそのように記されており、「きれいな景色や珍しいものを見るために放浪している。貼り絵は放浪から帰ってから思い出して描く」
と、放浪の理由があったようです。
山下清の作品は高額で買取できる?
山下清の作品は数多く、そのほとんどが貼り絵ですが、やはり本物となると高額で取引されている実績があります。
特に、貼り絵の中では「花火」が人気で、貼り絵だけでなくペン画で描かれているものもあるようです。花火に関しては、小さく極めて細かい紙を一枚一枚貼り合わせ、まるで貼り絵と思えないほどの美しさを表現しています。
細かい作業が感じられる作品は高額になりやすいですが、中には買取できないものもあります。
山下清の作品が買取の対象にならないものとは?
山下清の作品は偽物も多く出回っています。
版画の一種であるリトグラフとして作成しているものもあり、その場合は原画よりも価値が下がります。
また、目印として「清」の印と直筆が入っていないと偽物と判断され、買取対象にはならない場合があります。
この他にも、山下清が作成していない作品をいかにも山下清が描いたものであると謳って、展覧会で展示している人たちもいます。
偽物が多く出回ることは許されないことですが、偽作品によって集客できるという観点から、山下清は紛れもない人気作家だったということがわかります。
山下清の代表作とは?
数ある山下清の作品の中にも代表作はあります。
前述でご紹介した花火の貼り絵に加えて、
- 「桜島」
- 「東海道五十三次」
- 「パリのエッフェル塔」
などがあります。
これらはすべて山下清が実際に旅をした風景を題材にして作品化されているものです。貼り絵だけにとどまらず、水彩画でも代表作があり、価値が高いものとなっています。
山下清の作品は、緻密でありながらも温かみや素朴さを感じるようなタッチで、几帳面な性格と穏やかな性格が作品に表れています。
山下清の作品が本物であるという証拠は「山下清鑑定会」で得る
山下清の作品を高額で買い取ってもらう秘訣の1つとして、「鑑定書の発行」があります。
鑑定書発行には山下清鑑定会にて受付と鑑定をしてもらいます。
鑑定には鑑定代と鑑定書代がかかってきます。鑑定代は10,000円で一律の値段ですが、鑑定書代に関しては作品によって違ってきます。
貼り絵に関しては40,000円で鑑定代とわせて50,000円になります。
また、鑑定書がなくても鑑定士がしっかり査定する技術があれば、値段をつけることも可能です。真贋が不明な場合、まずは信頼のおける鑑定士が所属する骨董店に相談される事をオススメいたします。
山下清の作品なら「なんでも査定トータル」にお任せ
自宅に山下清の貼り絵またはペン画や水彩画があれば、ぜひ目利きの肥えた鑑定士が複数名所属する「なんでも査定トータル」におまかせください。
正当な査定とともに本物であれば、納得のいく値段で買取させていただきます。
また、出張買取専門でお客様の自宅にお伺いしているので、複数の作品をまとめて査定の場合はさらに高額査定に繋がるケースもございます。
遺品整理、生前整理など多くの買取処分のご相談に応じていますので、 お気軽にご相談くださいませ。
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