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鄭孝胥の掛け軸の買取額は?高額査定になる条件を詳しく解説
骨董品今回は鄭孝胥(ていこうしょう)の掛け軸を高価買取させていただきました。
読み方でわかるように、鄭孝胥は中国の政治家・書家で、満州国では初代の国務院総理を務めた人物です。
とともに能筆家でもあったので、詩の才能もあり、有名な作品も残しています。
今回は、鄭孝胥についてご紹介します。
鄭孝胥の作品とは?
政治活動に力を入れていた鄭孝胥ですが、その傍らで詩文や行書書きの書物をこよなく愛していたようです。
その筆の使い方は才能に溢れ、細い線から太い線、曲線や直線に至るまで力強くも滑らかな筆滑りが特徴です。また、緻密さや丁寧な書き方も好感が持て、軽やかな書風は多くの人に評価されてきました。
特に有名なのは掛け軸ですが、詩集も人気で「海蔵楼詩集」が知るところの有名著書となっています。
掛け軸に関しては、楷書や行書に優れていたので、難業かにわたって規則的に丁寧に書かれているのが特徴的です。
鄭孝胥の作品で有名なのは、中国の銀行にある「交通銀行」のロゴ文字と言われています。東京の日本橋では「交通銀行東京支店」があり、そこでロゴを見ることができます。
鄭孝胥が高く売れている理由とは?
現在、鄭孝胥の作品に限らず中国の作品は、中国人が資産目的で買っていることが多く、高額で売られていることが多いようです。
ある中国骨董品オークション大会では、もともと日本人向けに行われていたようですが、最近は中国人の商人が目立つようになっているようです。
ある掛け軸は、熱烈な競り合いの結果2000万円で落札されたという噂もあります。
5,6年前からこう言った中国人の方が増え、骨董品の購入を求めてツアーが組まれていることも多いと聞きます。
このようにバブルに沸いている中国の影響で、鄭孝胥の作品も高額で買い取ってくれる可能性が高いですが、もちろん落款や共シール、説明書木などの付属品があってのことです。書には贋作が多いのも特徴的なので、これらの付属品があることは高額買取のポイントの一つになります。
鄭孝胥の作品を高額買取してらう条件は?
鄭孝胥の作品はいくつかありますが、1930年代のもので中華書局から出版されている作品集や専門誌に掲載されている作品は高額になるケースが高いと言われています。
また、書物は、年月が経過すると色褪せてきてしまいますが、それは致し方ないとしてもカビや汚れ、折り目、日焼け…など、保存状態が悪いと査定にも響いてくるので、できるだけ日当たり風通しがよく直射日光が当たらない場所(湿気がこもらない)に保管しておくのがベストです。
証明となるサインを確認
鄭孝胥の買取に必要なものは鄭孝胥が書いたものであることが証明できるものです。例えば、掛け軸の最後には「孝胥」のサインがあるので、それがあるかチェックしましょう。
また、木箱入り、木箱なしもありますが、付属しているものは一緒に査定すると高額になりやすい傾向にあります。
なんでも査定トータルにおまかせください!
本物の骨董品や書物などはしっかり査定させていただいている弊社です。
本物と照明ができる付属品があれば、必ず高額買取をさせていただきます。店舗に来ていただく必要性がないので、ご自宅にお伺いしてじっくり査定させていただきます。店舗では査定中の待ち時間がありますが、ご自宅なら他の買取品が出てくる場合もあるので、店舗に来るよりも高額で買取ができる場合が多いです。
ぜひ、掛け軸などの骨董品は「なんでも査定トータル」の弊社におまかせください。
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