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洗濯機の処分方法7選|粗大ゴミNG!リサイクル料金と無料で捨てる裏ワザまで徹底解説

洗濯機を処分しようと粗大ゴミに出したら、回収してもらえなかった…そんな経験はありませんか?
実は洗濯機は家電リサイクル法の対象品目のため、通常の粗大ゴミとして捨てることができません。処分には基本的にリサイクル料金2,530円と収集運搬料金がかかり、合計4,000円~5,500円程度の費用が必要です。
しかし、処分方法を工夫すれば費用を大幅に抑えることも可能。下取りサービスを使えば実質無料になることもありますし、自分で指定引取所に持ち込めば2,530円だけで済みます。
この記事では、出張買取業者として年間2万件以上の査定を行ってきた経験から、洗濯機の処分方法を7つご紹介します。家電量販店での引き取りから買取サービスの活用まで、それぞれの費用と手順を詳しく解説。さらに、悪徳業者の見分け方や処分前の水抜き作業など、失敗しないための注意点もお伝えします。
洗濯機の処分でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
洗濯機は粗大ゴミで捨てられない!家電リサイクル法の基本知識
洗濯機の処分って、意外と面倒なんですよね。
先日もお客様から「粗大ゴミで出そうとしたら、収集してもらえなかった」というご相談がありました。実はこれ、洗濯機は粗大ゴミとして捨てられないんです。
「えっ、じゃあどうすればいいの?」と思いますよね。ここには家電リサイクル法という、ちょっと特殊なルールが関わってきます。
家電リサイクル法とは何か
家電リサイクル法は2001年から始まった制度です。正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」といいますが、覚えなくて大丈夫です。
要は洗濯機・冷蔵庫・エアコン・テレビの4品目は、普通のゴミとは別の方法で処分しなければならないという決まりなんです。
なぜこんな法律ができたかというと、これらの家電には鉄や銅、プラスチックなど、まだまだ使える資源がたくさん含まれているから。昔はそのまま埋め立てていたんですが、それじゃもったいないし、埋立地もパンクしてしまう。
そこで、きちんと分解してリサイクルする仕組みが作られたわけです。面倒に感じるかもしれませんが、実はとても大切な制度なんです。
洗濯機が対象となる理由と背景
洗濯機の中には、実はモーターや基盤、大量の金属部品が入っています。
きちんと分解すれば、なんと重量の92%がリサイクル可能なんです。年間で約1,450万台もの洗濯機がリサイクルされているというから驚きですよね。
ただ、この分解作業は専門の設備がないとできません。だからこそ、決められた場所に持っていく必要があるんです。
処分時にかかる費用の内訳
さて、気になるのが費用ですよね。洗濯機の処分にはリサイクル料金と収集運搬料金の2つがかかります。
リサイクル料金は、パナソニックや東芝など主要メーカーなら一律2,530円。これは全国共通です。
問題は収集運搬料金で、これが業者によってバラバラなんです。ヤマダ電機なら2,500円、ビックカメラは2,200円、エディオンだと1,100円~2,750円といった具合に。合計するとだいたい4,000円~5,500円は見ておいた方がいいですね。
「そんなにかかるの?」と思うかもしれませんが、これが現実です。ただ、後でお伝えする方法を使えば、もう少し安くできる可能性もありますよ。
洗濯機を処分する7つの方法|費用と手順を解説
洗濯機の処分方法って、調べてみると意外とたくさんあるんです。
年間2万件以上の査定をしていると、「もっと早く知っていれば…」というお客様によく出会います。実際、処分方法によって費用が倍以上違うこともあるんですよ。
ここでは実際に使える7つの方法を、費用と一緒にご紹介しますね。
【方法1】家電量販店での引き取り(買い替え時)
新しい洗濯機を買うタイミングなら、これが一番楽です。購入と同時に古い洗濯機を引き取ってもらえます。
費用はリサイクル料金2,530円+収集運搬料金で、合計4,000円~5,500円程度。店舗によって収集運搬料金が違うのがポイントです。
主要家電量販店の料金比較
買い替え時の料金を比較してみました。リサイクル料金2,530円は共通ですが、収集運搬料金に差があります。
ヤマダ電機:2,500円(合計5,030円)
ビックカメラ:2,200円(合計4,730円)
エディオン:1,100円~2,750円(合計3,630円~5,280円)
ヨドバシカメラ:550円(合計3,080円)
ヨドバシが意外と安いんですよね。地域によって違うこともあるので、事前確認は必須です。
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下取りサービスを活用する方法
下取りサービスは要チェックです。特にドラム式なら製造10年以内、縦型でも7年以内なら可能性があります。
事前にLINEやWEBで査定できるので、買い物前に確認しておくといいですよ。無料下取りになるだけでも4,000円以上お得ですから。
【方法2】購入店への回収依頼(処分のみ)
買い替えじゃなくて処分だけしたい場合、購入した店舗に依頼する方法があります。
家電リサイクル法では、販売店には引き取り義務があるんです。10年前に買った洗濯機でも、その店舗なら必ず引き取ってくれます。
ただ、処分のみの場合は割高になることが多いんですよね。ヤマダ電機だと訪問費2,750円が追加されて、合計7,780円。ケーズデンキは出張費3,300円で8,580円にもなります。
購入店が分からない、閉店してしまった…という場合は次の方法を検討しましょう。
【方法3】自治体の案内による処分
購入店が分からないときは、まず自治体に相談です。
実は自治体によって対応がかなり違うんです。引き取り可能な業者を紹介してくれるところもあれば、自治体が直接回収してくれる場合も。渋谷区なら区が委託した業者が来てくれますし、世田谷区は指定業者のリストを渡されます。
費用は基本的にリサイクル料金+収集運搬料金ですが、自治体経由だと若干安くなることもあります。まずは市区町村のホームページか、電話で問い合わせてみてください。
【方法4】指定引取場所への持ち込み
車があって時間に余裕があるなら、自分で持ち込む方法もあります。収集運搬料金がかからないので、リサイクル料金2,530円だけで済みます。
ちょっと面倒なのが、事前に郵便局で家電リサイクル券を買わなければならないこと。これがまた分かりにくいんですよね。
家電リサイクル券の購入手順
郵便局の窓口で「家電リサイクル券ください」と言えばもらえます。必要事項を記入して、リサイクル料金2,530円を振り込みます。
メーカーコードとか料金区分コードとか、ちょっと複雑ですが、窓口の人に聞けば教えてくれます。振込手数料が130円~330円かかるのは覚えておいてください。
全国の指定引取場所の探し方
家電リサイクル券センターのサイトで検索できます。東京なら世田谷区喜多見や江東区新木場などにあります。
営業時間が平日の昼間だけというところが多いので、仕事をしている人には厳しいかもしれません。土曜日も開いているところを探すのがコツです。
【方法5】リサイクルショップでの買取
まだ使える洗濯機なら、リサイクルショップで買い取ってもらう手もあります。
製造から5年以内なら可能性大。特にドラム式は需要が高くて、10万円近い値段がつくこともあるんです。出張査定も無料でやってくれるところが多いですし、ダメ元で聞いてみる価値はあります。
ただ、10年以上経っていると厳しいですね。「動くけど古い」という洗濯機は、正直買取は難しいです。
【方法6】フリマアプリ・ネットオークションでの売却
メルカリやヤフオクで売る方法もありますが、正直おすすめしません。
洗濯機の送料って1万円以上かかることが多いんです。それに梱包も大変。トラブルになったときの対応も面倒です。
ただ、「引き取りに来てくれるなら無料であげます」という地元掲示板なら使えるかも。ジモティーとかで近所の人を探すのはアリですね。
【方法7】不用品回収業者への依頼
手間をかけたくないなら不用品回収業者という選択肢もあります。電話一本で来てくれて、運び出しも全部やってくれます。
ただし、無許可業者には絶対に頼まないでください。「無料回収」とか言いながら、後から高額請求してくる悪質業者もいます。必ず「一般廃棄物収集運搬許可」を持っているか確認を。
ちゃんとした業者なら3,000円~8,000円程度。他の不用品もまとめて処分するなら便利ですが、洗濯機だけだと割高になりがちです。
処分前に必ず行う3つの準備
洗濯機の処分で一番困るのが、実は準備不足なんです。
先週も「水抜き忘れて部屋が水浸しになった」というお客様がいらっしゃいました。処分方法ばかり気にして、肝心な準備を忘れちゃうんですよね。
ここだけは絶対に押さえておいてください。
水抜き作業の手順
水抜きは処分の前日までに必ずやっておく必要があります。
まず水道栓を閉めて、洗濯機を1分ほど回します。これで給水ホース内の水が抜けます。次に脱水を1~2分。洗濯槽の水が抜けたら、排水ホースを外して残り水を出し切ります。
タオルと洗面器を用意しておくのがコツです。思った以上に水が出てきますから。
ドラム式の場合は、糸くずフィルターからも水が出るので要注意。これを忘れると、運搬中に「ジャバジャバ」音がして恥ずかしい思いをします。実際、そういうお客様もいました。
洗濯槽内の確認と清掃
意外と忘れがちなのが、洗濯槽の中身です。
靴下1枚でも残っていると、指定引取場所では受け取ってもらえません。洗剤の自動投入ケースも空にしておいてください。
できれば軽く拭き掃除もしておくといいですね。買取の場合は査定額に影響しますし、単純に気持ちいいですから。
付属品の取り外しと保管
給水ホースや排水ホース、アース線は外しておきます。
これらはビニール袋にまとめて、洗濯槽の中に入れておくと紛失防止になります。取扱説明書があれば、それも一緒に。買取の際はプラス査定になることもありますよ。
風呂水ポンプがある場合は、これも忘れずに。結構高いパーツなので、捨てるのはもったいないです。
悪徳業者を避けるための注意点
不用品回収のトラブル、本当に多いんです。
「無料回収って言われたのに、トラックに積んだ後で3万円請求された」という相談が先月だけで3件もありました。悪質な業者に引っかからないためのポイント、しっかりお伝えしますね。
無許可業者の見分け方
まず覚えておいてほしいのが、「一般廃棄物収集運搬許可」を持っていない業者は違法ということ。
よくある手口が、トラックで「無料回収」と大音量で回ってくるやつ。あれ、ほぼ無許可です。「産業廃棄物の許可がある」と言ってくる業者もいますが、家庭の洗濯機には関係ありません。
ホームページすらない業者も要注意。ちゃんとした会社なら、会社概要や許可番号を載せているはずです。
トラブル事例と対処法
実際にあったトラブルをお話しすると、積み込み後の追加請求が一番多いです。
「リサイクル料は無料だけど、運搬費が2万円」とか言い出すんです。断ると「もう積んじゃったから降ろすのに手数料がかかる」なんて脅してくる。
こういう時は、その場で消費生活センター(188番)に電話してください。業者も警察沙汰は避けたいので、たいてい引き下がります。
あと、不法投棄されるケースもあるんですよ。安く回収した洗濯機を山や空き地に捨てる。これ、元の所有者も責任を問われることがあるので本当に危険です。
正規の許可証の確認方法
正規業者なら必ず許可証の番号を教えてくれます。
「○○市一般廃棄物収集運搬業許可 第○○号」という感じです。これを市役所のホームページで確認できます。面倒でも、ここは確認した方がいいです。
家電量販店や市町村が紹介してくれる業者なら間違いありません。多少高くても、安心料だと思って正規ルートを使うことをおすすめします。
洗濯機の処分にかかる費用相場
結局いくらかかるのか、まとめておきますね。
処分方法によって本当にバラバラなので、ここでしっかり比較してみてください。
メーカー別リサイクル料金一覧
リサイクル料金は、実はメーカーによってほぼ統一されています。
主要メーカー(パナソニック、東芝、日立、シャープなど)は一律2,530円です。これは全国共通。アクアや三菱も同じ金額です。
ちなみに、聞いたことないメーカーだと3,300円になることもあります。でも、ほとんどの方は2,530円だと思って大丈夫です。
収集運搬料金の地域差
問題はこっちです。収集運搬料金が店舗や地域でバラバラなんです。
東京だと1,500円~3,000円が相場ですが、地方だと5,000円超えることも。離島なんて1万円以上かかる場合もあります。都心の方が安いって、なんだか不思議ですよね。
同じ店舗でも、買い替えなら2,200円、処分だけなら5,000円とか。この差は本当に大きいです。
最も安く処分する方法の選び方
一番安いのは、やっぱり自分で指定引取場所に持ち込む方法。2,530円だけで済みます。
次が買い替え時の下取り。無料下取りになれば実質0円です。通常の買い替えでも4,000円程度。
一番高いのは処分のみの出張回収で、8,000円以上かかることも。急いでなければ、買い替えのタイミングまで待つのも手ですよ。
よくある質問と回答
買い替え時期の目安は?
洗濯機の寿命は6~10年が目安です。異音がしたり、脱水が弱くなったら替え時ですね。
引越し時の処分タイミング
引越し1週間前には手配しておきたいです。繁忙期は予約が取れないこともあるので、早めの行動が大切です。
故障した洗濯機の処分方法
故障していても処分方法は同じです。リサイクル料金も変わりません。買取は無理ですが、家電量販店なら問題なく引き取ってくれます。
まずはお気軽にお問い合わせください

























