8日間で人生が変わる全捨離とは？圧倒的な効果と実践方法

「全捨離をしたいけどどう始めたらいいの？」
「全捨離って運気が上がるの？」
「全捨離で得られる効果ってどのようなものがあるの？」
という疑問を感じたことはないでしょうか。

断捨離という言葉は流行りましたが、「全捨離」という言葉もあります。簡単に言うと全捨離とは、持っている8割のモノを手放すことです。

家の中がごちゃついていると探しものに手間がかかり、ストレスも溜まっていきます。実際に整理整頓など行ってみると、家の中にあるものは意外と使っていないものも多いのです。

そして、全捨離は新しい生活環境で人生を変えてくれるきっかけにもなります。

部屋をスッキリな状態にすると心もスッキリとした気分になれるでしょう。全捨離を機会に、心に余裕が生まれてくる生活を送ってみてはいかがでしょうか。

この記事では、全捨離の実践方法や全捨離で得られる効果を徹底解説します。これから全捨離をしたい人や進め方が分からない人は、ぜひ最後までお読みください。

全捨離とは？

「全捨離」という言葉を普段から耳にすることはあまり多くないと思います。言葉の意味を理解することは大切です。

まずは、全捨離とは何なのか、全捨離と断捨離との違いについて確認していきましょう。

8割のモノを捨てる全捨離

全捨離とは、家にあるモノの約8割を手放すこと。

全捨離という言葉を聞くと、全部のモノを捨てると思われがちです。しかし、実際には全部ではなく8割のモノを捨てるという方法です。

スピリチュアル研究家の櫻庭露樹氏が提唱した言葉で、余計なものを手放すことが大切だと定義しています。

8割のモノということは家の中にあるほとんどのモノを処分することになります。しかし、実際に家の中にある8割のモノは不要なものが意外と多いのです。

全捨離の基本知念は、モノに執着せずネガティブ要素を取り除くことで、家の中をパワースポットにすることです。

8割のモノを手放すことで環境をガラリと変えて、自分の思考や習慣を変えていくための行動になります。全捨離を行った後も、その環境を維持するライフスタイルを送ります。

断捨離との違い

断捨離とは、ものだけでなく、悩みや人間関係なども含まれます。何を捨てるかに重点を置き、モノへの執着をなくす目的です。

断捨離はヨガの考えに基づいて生まれた言葉になります。モノに対する執着をなくし、それと同時に心の執着からも開放されて、自由になることです。

余計なものを取り除くことで、快適な暮らしをしていくことが目的になります。

全捨離は、家の中にある不要なモノを手放し、根本的なところから習慣などを変えていくことです。8割のモノをなくした状態を維持することで、家の中の運気を上げることを目指します。

全捨離で得られる圧倒的な効果

全捨離は、部屋が綺麗に片付くだけでなく、様々な効果が得られます。思い切って全捨離を行うことで、想像していなかったすごい効果が実感できると言われています。

それでは、全捨離を行うことで得られる効果をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

全捨離の圧倒的な効果①モノが少なくなりスッキリ空間が得られる

全捨離を行うと、当然部屋の中のモノが減ります。

モノを減らすことで部屋の中がスッキリとした空間になり、気持ちも晴れて前向きになりやすいです。

モノに囲まれて生活していたところから、必要なモノだけになるので景色もガラッと変わります。生活環境が変化することで気分が一心して、心に余裕ができることで何か新しいことを始める気持ちにもなるでしょう。

さらに、不要なモノを減らすだけでストレスが減少します。ごちゃごちゃとした空間で過ごすよりスッキリとした空間の方が良いですよね。

全捨離はモノが減ってスッキリするだけでなく、心地よい暮らしができるような活動です。

8割のモノを手放しても、生活していけることに気付くきっかけにもなるかもしれません。

全捨離の圧倒的な効果②
床のスペースが広くなる

モノを手放すことで、今まで収納していた場所がパンパンだったところにも余裕が出てきます。

モノが多いと収納ケースに収まらなくなり、仕方なく床などに置くことも経験があるのではないでしょうか？

床にモノを置くと部屋が窮屈に感じてしまうことがあります。また、床にすぐにモノを置いてしまう習慣も、いつの間にか癖づいてしまうのです。

しかし、全捨離で劇的にモノを手放すことによって、今までパンパンだった収納に余裕が生まれます。そして必要な2割のモノだけが残っているので、収納スペースに収めることができるでしょう。

そうなると、必然的に床にモノを置かなくなり床のスペースが広くなるのです。

床のスペースが広くなると、部屋が広く感じることもあり、見た目でも効果があります。

全捨離の圧倒的な効果③
お金が貯まる

全捨離は部屋の中にある8割のモノを手放します。つまり、不要なモノが家の中にたくさんあることがわかるのです。

生活するのに必要なものを残し、不要なものを処分するのでお金の無駄遣いに気づくきっかけになるでしょう。必要最低限のモノだけで生活できるので、使っているものがわずかだと分かります。

必然的に無駄な買い物を減らすことが可能です。

モノを購入するときに、本当に必要なものかどうか考えてから買うことが大事だと気付く習慣が身につくでしょう。

全捨離の圧倒的な効果④
運気が上がる

全捨離で得られる効果は「運気」も上がります。

生活していく上で、一番長く過ごしている場所は家です。家の中がモノで溢れてごちゃごちゃしていると、悪いエネルギーを溜め込んでしまうと言われています。

全捨離によって家の中がスッキリとし、生活環境が整うことによってストレス軽減が運気上昇に繋がります。

不要なモノを手放し、新しいエネルギーを取り入れることで良い運気を呼び込めるのです。

全捨離を提唱した櫻庭露樹氏によると、生活環境を整えることで、家の中がパワースポットとなり運気を高めてくれる効果があると言われています。

全捨離は心にも余裕が生まれて、ポジティブ要素を呼び込んでくれるでしょう。

全捨離の圧倒的な効果⑤
掃除が楽になる

全捨離を行うことで、不要なモノが減ると掃除が楽になります。

部屋の中にモノが多く散乱していると掃除をするときにわざわざものを動かしたり、避けたりしなければなりません。この作業は、毎日行うと大変面倒なことです。

掃除中に引っかかり、モノが落ちたりしてさらに片付けなければなりません。モノが多ければ掃除の手間が増える一方です。

全捨離は、必要な2割だけが家の中にある状態です。モノが少ないとそのようなことが起こらず、掃除がスムーズにでき、ストレスも溜まることも減るでしょう。

また、散らかる要素も減少するので、片付けをする時間も大幅に短縮できます。今まで掃除にかけていた時間を、別のことに費やすことが可能です。

全捨離の圧倒的な効果⑥
モノの大切さに気付く

モノを減らすことにより、家の中にある必要モノに対する価値観が変化します。

今まで以上にモノを大切にするようになり、無駄な買い物も減るでしょう。

また、不要になったモノを処分することはわかるけど、大きい製品や電気製品などどのように捨てたらいいかわからないものがあります。

商品によっては自治体などで、捨て方に規定が定められているところもあるでしょう。

買うことは簡単だけど、捨てることは意外と大変なのです。全捨離でモノを捨てるときにどう処分したらいいのか考えさせられるきっかけにもなります。

全捨離をすることで、モノ全体に対する価値観が変化し、大切に扱うようになるでしょう。

全捨離の実践方法を紹介

全捨離のすごい効果を知った上で、どのような方法で進めていけば良いのか順番に解説していきます。

これから全捨離をしようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

全捨離の実践方法①
数か月使っていないモノは捨てる

最初のステップは数か月使用していないモノは捨てましょう。

全捨離の目的は家の中にある8割のモノを手放すことです。数か月使っていないモノは、おそらく今後も使用されるタイミングが低いと言えます。

全捨離を初めて行うときは、モノを手放すのに抵抗があるかもしれません。しかし、そこはもう割り切って数か月使っていないモノは捨てると決めて取り組むことが大事です。

全捨離をしたのに「思っていたよりあまり片付かなかった」となると、意味がありません。

あらかじめ自分の中で基準を設定しておくと、手放しやすくなります。

全捨離の実践方法②
床面積を広げる

不要なものを手放したら床面積を広げましょう。

なるべく床にモノを置かないようにすることが大切です。床面積を広げることで、空間が広くなり、他の作業もしやすくなります。また、掃除もしやすくなります。

多くのモノを手放したことで、収納するモノも減ります。つまり、今まで使用していたタンスなどが必要なくなることも出てくるのです。今後も使わないであろう収納ケースは処分しましょう。

大きなモノを処分するだけで、床面積を広げることができます。

床面積を広げるだけでも、空間的に広く感じ、心に余裕ができます。

全捨離の実践方法③
床を綺麗にする

床面積が見えたら綺麗にしましょう。

全捨離は家の中をパワースポットにすることです。できれば毎日床の掃除をすることをおすすめします。

部屋の床が綺麗になれば、部屋全体の印象も変わってきます。目に良く入ってくる床が綺麗な状態だと心も気持ちよくなり、メリットが多いです。

床を綺麗にすることで、良いエネルギーを取り込んでくれて運気も上がっていくでしょう。

全捨離の実践方法④
捨てるモノと残すモノのルール基準を決める

モノを手放すなかで、どうしても捨てるか迷うモノが出てくるかもしれません。その際は、一度まとめて置いておきましょう。

全捨離を行った1ヶ月後に使用していなかった場合、今後も使わないと考えられるので処分することをおすすめします。

生活していく上で本当に必要かどうか、価値のあるものかどうか判断することが大切です。

ルール基準を定めておくだけで、モノを見極める能力も上がるかもしれません。

全捨離の実践方法⑤
各部屋の整理整頓を行う

全捨離を行ったらモノは確実に少なくなっていきます。

最後に各部屋の整理整頓を行いましょう。モノが少ないので掃除もしやすく簡単に部屋がスッキリとするはずです。

部屋の中が必要なモノだけが残っているので、探す手間も省けスッキリとした空間が生まれます。

家全体が効果的で快適な空間に生まれ変わるでしょう。この状態をできるだけ維持できるように心がけることが大切になります。

全捨離で出てきた不用品の処分の仕方は？

全捨離を行うとかなりの不要なモノが出てくると思います。そこで困るのはどう処分したら良いかわからない商品が出てくることです。

その時は、専門業者の手を借りることをおすすめします。

買取業者に売却する

買取業者に依頼することで、全捨離で出てきた不要なモノを処分することが可能です。

買取業者は様々な商品を買い取ってもらえます。捨てることがもったいないモノや値段の高い商品は、買取業者に売却しましょう。

買い取られるか分からないモノもあると思います。事前に一度、業者に連絡を取り、査定してもらうことをおすすめします。

不用品回収業者に依頼する

不用品買取業者に依頼して出てきた不用品を処分してもらう方法があります。

他のモノを処分してもらうときに一緒に回収してもらえることが可能です。

しかし、業者によっては商品の大きさや重さによって対応が異なってきますので、一度事前に相談しておいた方が良いでしょう。

不用品回収業者に依頼するメリットは、メールで依頼するとすぐに処分にきてくれ、日時も指定できるので負担がかかりません。

不要なモノで取り扱いが分からない商品を処分する際には、利用してみることをおすすめします。

全捨離をすると人生が変わる！

全捨離を行うことで生活環境がガラッと変化し、それによって得られる圧倒的な効果がたくさんあります。

全捨離は8割のモノを手放すのでハードルが高く感じる方もいるかもしれません。しかし、実際には使っていないモノがほとんどで、実践手順も簡単です。

部屋の中がスッキリするだけでなく、身も心もスッキリとするでしょう。全捨離は、自分にとってそのモノが必要かどうか見極める、良い機会です。

全捨離で、ぜひすごい効果を実感してみてください。