【保存版】遺品整理で絶対に捨ててはいけないもの17選｜法的書類から思い出の品まで完全ガイド

大切な人を亡くした後の遺品整理は、心身ともに大きな負担がかかる作業です。しかし、故人の想いを受け継ぎ、適切に遺品を整理することは、残された家族にとって重要な過程となります。

本記事では、遺品整理の際に捨ててはいけないものや、トラブルを回避するためのポイントを詳しく解説します。遺品整理を始める前に、ぜひ参考にしてください。

遺品整理で捨ててはいけないものリスト

遺品整理を行う際には、捨ててはいけないものが多数あります。これらを誤って処分してしまうと、相続手続きの遅延や親族間のトラブルにつながる可能性があります。ここでは、法的理由、手続き上の理由、トラブル防止の観点から、捨ててはいけないものをリストアップし、その重要性について解説します。

法的理由から捨ててはいけないもの

法的理由から、勝手に捨ててはいけないものは以下の3つです。

• 遺言書
• 現金
• 有価証券・保険証券

遺言書

遺言書は故人の最後の意思を示す重要な法的文書です。相続手続きにおいて非常に重要であり、遺産の分配方法が記載されているため、絶対に捨てないようにしましょう。遺言書がない場合、遺産の相続や分配が困難になり、親族間でトラブルに発展する可能性があります。

現金

発見した現金はすべて相続財産となるため、処分せずに保管する必要があります。タンスの引き出しや本の間など、隠れた場所にも注意を払って探すことが大切です。なお、現金の破棄は法律で禁止されているため、見つけた現金はすべて記録し、安全に保管しましょう。

有価証券・保険証券

株式、投資信託、債券などの有価証券や、生命保険・損害保険の証券は重要な資産です。これらも相続の対象となるため、慎重に保管し、相続手続きの際に活用しましょう。保険証券は、保険金の請求に必要となるため、特に注意が必要です。

手続き上の理由から捨ててはいけないもの

手続き上の理由から捨てるべきではないものは以下の8つです。

• 通帳・キャッシュカード・クレジットカード
• 印鑑・印鑑登録証明書
• 身分証明書類
• 年金手帳・健康保険証
• ローンの明細書
• 請求書・支払通知書
• 仕事関係の資料
• 不動産の権利書

通帳・キャッシュカード・クレジットカード

銀行の通帳、キャッシュカード、クレジットカードは、故人の財産状況を把握するために重要です。相続手続きや口座解約の際に必要となるため、安全に保管しておきましょう。また、カードの不正利用を防ぐため、発行会社に連絡して利用停止の手続きを行うことも重要です。

印鑑・印鑑登録証明書

印鑑、特に実印や銀行印は、各種手続きに必要となります。印鑑登録証明書と共に大切に保管しましょう。複数の印鑑を使い分けている場合もあるため、見つかったすべての印鑑を保管しておくことが大切です。

身分証明書類

運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなどの身分証明書は、本人確認や各種手続きに必要です。一部の書類は返納が必要なため、適切に処理するまで保管しておきましょう。

年金手帳・健康保険証

年金手帳は受給停止手続きに必要です。年金事務所への届出は期限があるため、早めに見つけておくことが重要です。健康保険証も返納が必要なため、捨てずに保管しておきましょう。

ローンの明細書

住宅ローンなどの借入れがある場合、その明細書は債務の把握に重要です。相続放棄を検討する際の判断材料にもなるため、保管しておく必要があります。

請求書・支払通知書

公共料金や税金の請求書、支払通知書は、未払いの確認や契約解約の手続きに必要です。故人が支払っていない場合は相続人に支払い義務が移行するため、これらの書類は重要です。

仕事関係の資料

故人が会社経営者だった場合、仕事関連の書類は特に重要です。法人手続きに必要な可能性があるため、内容に関わらず保管しておきましょう。また、会社からの引継ぎが必要な場合もあるため、慎重に扱う必要があります。

不動産の権利書

土地や建物の権利証書は、相続手続きや資産管理に不可欠です。紛失すると再発行に手間と費用がかかるため、大切に保管しましょう。

トラブル防止のために捨ててはいけないもの

トラブル防止の観点から、捨てるべきではないものは以下の6つです。

• エンディングノート
• レンタル品・借用品
• 各種の鍵
• 貴金属・美術品・骨董品
• デジタル遺品
• 思い出の品

エンディングノート

法的な拘束力はありませんが、故人の希望や考えが記されている可能性があります。遺品整理や相続の参考になる情報が含まれているかもしれないので、大切に保管しましょう。

レンタル品・借用品

Wi-Fiルーター、ウォーターサーバーなど、借りているものは返却する必要があります。誤って処分すると損害賠償の対象となる可能性があるので、十分注意しましょう。

各種の鍵

金庫、倉庫、車など、様々な鍵が遺品として残されている可能性があります。中に重要な書類や貴重品が保管されている可能性があるため、すべての鍵を保管しておきましょう。

貴金属・美術品・骨董品

宝石、絵画、陶磁器などの貴重品は、専門家による査定が必要な場合があります。安易に処分せず、適切な評価を受けてから対応を決めましょう。これらは相続財産となる可能性が高いため、慎重に扱う必要があります。

デジタル遺品

パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデジタル機器には、重要な個人情報や資産に関する情報が含まれている可能性があります。データを確認し、適切に管理・処理する必要があります。暗号資産や有価証券の情報が含まれている可能性もあるため、慎重に扱いましょう。

思い出の品

写真、手紙、日記など、故人の思い出が詰まったものは、遺族にとって大切な形見となる可能性があります。他の遺族の意見も聞きながら、慎重に取り扱いましょう。安易に処分すると、後々後悔する可能性があります。

以上が遺品整理で捨ててはいけないものリストです。これらの品々を適切に管理することで、故人の意思を尊重し、円滑な相続手続きにつながります。不確かな場合は、家族や専門家と相談しながら慎重に判断することが重要です。

遺品整理を始める前に押さえるべき重要ポイント

遺品整理を始める前には、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。これらのステップを踏むことで、スムーズな遺品整理が可能になり、親族間のトラブルを防ぐことができます。以下に、特に重要な3つのポイントについて詳しく説明します。

遺言書やエンディングノートの確認

遺品整理を始める前に、まず故人が残した遺言書やエンディングノートがないか確認することが大切です。これらの書類には、故人の意思が記されている場合があり、遺品の分配方法や処分方法が指定されていることがあります。

遺言書やエンディングノートには、次のような重要な情報が記載されている可能性があります。

• 葬儀やお墓に関する希望
• 預貯金や不動産などの資産に関する情報
• 形見分けしたい品物やその相手
• デジタル遺品（パソコンやスマートフォンのデータなど）の取り扱い方法

遺言書やエンディングノートを見つけたら、内容をよく読み、故人の意思を尊重しながら遺品整理を進めましょう。これらの情報を把握しておくことで、遺品整理をスムーズに進めることができます。

親族間での事前の話し合い

遺品整理は、故人の親族全員で協力して行うことが理想的です。しかし、親族の中には遠方に住んでいる人や、仕事や家庭の都合で十分な時間を割けない人もいるでしょう。そのため、遺品整理を始める前に、親族全員に連絡を取り、遺品整理の計画を共有することが重要です。

具体的には、次のような点を親族間で話し合い、合意形成を図ることが大切です。

• 遺品整理の日程と作業内容
• 遺品の分配方法
• 処分する遺品の範囲と方法
• 遺品整理にかかる費用の負担割合

話し合いの結果は、メールや書面で記録に残しておくと良いでしょう。こうすることで、後々の誤解や行き違いを防ぐことができます。

相続放棄の意思確認

遺品整理を行う前に、自分自身や親族の相続放棄の意思を確認することが大切です。相続放棄とは、相続が発生した際に生じるすべての負債や財産を引き継がないことを指します。

相続放棄を行うには、家庭裁判所への「相続放棄申述書」の提出と「相続放棄申述受理通知書」の受け取りが必要です。この相続放棄の手続き前に遺品整理を行うと、遺産を相続する意思があるとみなされて相続放棄できない可能性があります。

「マイナスの財産が多く相続を放棄したい」などの事情があれば、遺品整理を行わずに相続放棄の手続きを行いましょう。なお、相続放棄の期限は、逝去から3ヶ月以内です。この期限を過ぎると相続放棄ができなくなるので、注意が必要です。

遺品整理の進め方とトラブル回避のコツ

遺品整理を円滑に進め、トラブルを回避するためには、計画的かつ慎重なアプローチが必要です。ここでは、効果的な遺品整理の進め方と、よくあるトラブルを避けるためのコツをご紹介します。

捨ててはいけないものリストの作成

遺品整理を始める前に、捨ててはいけないものをリストアップすることが重要です。このリストを作成することで、誤って重要な書類や品物を処分してしまうリスクを軽減できます。リストには以下のようなものを含めましょう。

• 法的書類（遺言書、契約書など）
• 金融関連書類（通帳、保険証券など）
• 身分証明書類
• 貴重品（宝飾品、美術品など）
• デジタル遺品

このリストを家族や遺品整理に関わる人々と共有することで、誤って大切なものを捨ててしまうリスクを減らせます。また、リストは遺品整理の進行に応じて随時更新していくことが大切です。

残すものと処分するものの基準設定

遺品整理を効率的に進めるためには、残すものと処分するものの明確な基準を設定することが重要です。この基準は、家族間で話し合いながら決めていくことが望ましいでしょう。以下のような点を考慮して基準を設定してください。

• 故人が特に大切にしていたもの
• 家族にとって思い出深いもの
• 実用的で今後も使用できるもの
• 売却価値のあるもの
• 保管スペースの制限

基準を設けることで、遺品の仕分けがスムーズになり、感情的な判断に左右されることを防ぐことができます。ただし、基準に当てはまらないものでも、直感的に大切だと感じるものは一旦保留にするなど、柔軟な対応も必要です。

「保留箱」の活用方法

遺品整理の過程で、すぐには判断がつかないものが出てくることがあります。そのような場合に備えて、「保留箱」を用意しておくと便利です。保留箱の活用方法は以下の通りです。

• 判断に迷うものは一旦保留箱に入れる
• 整理が一段落したら、改めて保留箱の中身を確認する
• 家族で相談しながら、最終的な判断を下す
• 必要に応じて専門家（弁護士、税理士など）に相談する

保留箱を活用することで、慌てて判断せずに済み、後悔を減らすことができます。また、時間をおいて冷静に判断することで、より適切な決定ができるでしょう。

デジタル遺品の取り扱い注意点

近年、デジタル遺品の取り扱いが重要な課題となっています。パソコンやスマートフォン、クラウドサービスなどに保存された故人のデータには、個人情報や重要な資産情報が含まれている可能性があります。デジタル遺品を扱う際は、以下の点に注意しましょう。

• パスワードの管理と解除方法の確認
• 重要なデータのバックアップ
• SNSアカウントの取り扱い（閉鎖や追悼アカウント化）
• クラウドサービスに保存されたデータの確認
• 暗号資産などのデジタル資産の有無の確認

デジタル遺品の取り扱いは複雑な場合が多いため、必要に応じてデジタル遺品整理の専門家に相談することも検討しましょう。個人情報保護の観点からも、慎重な対応が求められます。

以上のポイントを押さえることで、遺品整理をより円滑に進め、トラブルを回避することができるでしょう。故人の思いを大切にしながら、家族で協力して遺品整理に取り組んでいきましょう。

遺品整理で迷った場合の対処法

遺品整理を進める中で、判断に迷うことは少なくありません。そのような場合には、適切な対処法を知っておくことが重要です。ここでは、遺品整理で迷った際の効果的な対処法をご紹介します。

専門家へのアドバイス依頼

遺品整理の進め方に迷ったり、遺品の処分に関して判断に悩んだりした場合は、専門家からアドバイスを求めることが有効です。以下のような専門家に相談することで、適切な判断や手続きが可能になります。

専門家	相談内容
弁護士	相続や法的問題に関するアドバイス
税理士	相続税や遺産の評価に関する相談
司法書士	不動産の名義変更など、各種手続きの相談
不動産鑑定士	不動産の評価に関する相談
美術品鑑定士	美術品や骨董品の価値判断

専門家に相談することで、法的・財産的な観点から適切な遺品整理の方法を提案してもらえます。また、専門家の助言を得ることで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

遺品整理業者の利用メリット

遺品整理が自分たちだけの手に負えないと感じたら、専門の遺品整理業者に依頼することを検討しましょう。遺品整理業者を利用するメリットには以下のようなものがあります。

• 豊富な経験と専門知識を活かした効率的な整理
• 遺品の適切な仕分けと処分
• 法的手続きや相続に関する助言
• 心理的負担の軽減
• 短期間での作業完了

業者を選ぶ際は、以下のようなポイントを確認しましょう。

• 業者の信頼性や実績
• 遺品整理の料金体系とサービス内容
• 遺品の取り扱いに関するポリシー
• 作業スタッフの教育体制

信頼できる業者を選ぶことで、安心して遺品整理を任せることができます。また、業者との契約内容については、事前によく確認し、疑問点があれば遠慮なく質問することが大切です。

家族間のコミュニケーションの重要性

遺品整理は、故人の意思を尊重しつつ、残された家族の総意に基づいて進めていく必要があります。特に、遺品の分配方法や処分範囲など、意見が分かれやすい事項については、家族間で十分に話し合い、合意形成を図ることが大切です。

家族間のコミュニケーションを円滑に進めるために、以下のようなことに留意しましょう。

• 故人の遺志を尊重する
• お互いの思いや事情を共有し、理解し合う
• 一人ひとりの意見を平等に扱う
• 譲歩し合える部分を探る
• 合意内容を書面に残す

家族間の話し合いが難航する場合は、第三者である専門家や仲介者を交えることで、冷静な判断が可能になることもあります。大切なのは、遺品整理を通じて、家族の絆を深めていくことです。故人への想いを共有し、支え合いながら、前を向いて進んでいくことが何より重要です。

遺品整理で迷った場合は、これらの対処法を活用し、専門家の助言を得たり、家族間で十分に話し合ったりしながら進めていきましょう。適切な判断と家族の協力があれば、遺品整理を通じて故人を偲び、新たな一歩を踏み出すきっかけとなるはずです。

誤って処分してしまった場合の対応策

遺品整理の過程で、誤って重要なものを処分してしまうことがあります。そのような事態に陥った場合でも、冷静に対応することが大切です。ここでは、誤って処分してしまった場合の具体的な対応策について説明します。

重要書類を捨ててしまった場合

重要書類を誤って処分してしまった場合は、以下の手順で対応しましょう。

1. 冷静に状況を確認する：どの書類を捨ててしまったのか、正確に把握します。
2. 回収の可能性を探る：すでにゴミとして出してしまった場合、回収業者に連絡して回収の可能性を確認します。
3. 再発行や代替手段を検討する：多くの重要書類は再発行が可能です。以下のような対応を検討しましょう。
   • 預貯金通帳：金融機関に連絡し、再発行の手続きを行う
   • 保険証券：保険会社に連絡し、再発行を依頼する
   • 不動産の権利書：法務局で登記事項証明書を取得する
4. 専門家に相談する：弁護士や司法書士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けます。

重要書類の紛失や誤処分は、相続手続きや資産管理に影響を及ぼす可能性があります。できる限り早急に対応し、必要な措置を講じることが重要です。

思い出の品を誤って処分した場合

思い出の品を誤って処分してしまった場合、完全に取り戻すことは難しいかもしれません。しかし、以下のような対応を検討しましょう。

1. 家族や親族に確認する：同じような思い出の品を持っていないか、他の家族や親族に確認します。
2. 写真や映像を探す：処分してしまった品の写真や映像が残っていないか確認します。デジタルデータとして保存されている可能性もあります。
3. 思い出を共有する：家族や親族と集まり、その品にまつわる思い出を語り合います。物理的なものがなくても、記憶を共有することで心の中に残すことができます。
4. 代替品を探す：完全に同じものは難しくても、似たようなものや関連するものを探してみます。
5. 新たな形で記念する：失われた思い出の品にちなんで、新たな形で故人を偲ぶ方法を考えます。例えば、写真立てを作ったり、アルバムを作成したりするなどの方法があります。

物理的な品がなくなっても、故人との思い出や絆は心の中に残り続けます。家族で協力しながら、新たな形で故人を偲ぶ方法を見つけていきましょう。

デジタル遺品を削除してしまった場合

デジタル遺品を誤って削除してしまった場合、以下の対応を検討しましょう。

1. 即座にデバイスの使用を中止する：削除したデータの上書きを防ぐため、該当するデバイスの使用を直ちに中止します。
2. データ復旧ソフトを使用する：市販のデータ復旧ソフトウェアを使用して、削除したデータの復元を試みます。
3. クラウドサービスを確認する：Google DriveやiCloudなど、クラウドサービスにバックアップが保存されている可能性があります。
4. 専門家に依頼する：自分で対応が難しい場合は、データ復旧の専門業者に依頼することを検討します。
5. SNSや電子メールを確認する：写真や動画が共有されていた可能性があるため、故人のSNSアカウントや電子メールを確認します。
6. 家族や友人に確認する：削除してしまったデータのコピーを持っている可能性がある家族や友人に確認します。

デジタルデータの復旧は、迅速な対応が鍵となります。専門知識が必要な場合も多いため、自信がない場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。

誤って処分してしまった場合でも、すぐにあきらめずに対応策を検討することが大切です。また、こうした経験を今後の遺品整理に活かし、より慎重かつ計画的に進めていくことが重要です。家族で協力し合いながら、故人の思い出を大切に保存していきましょう。

まとめ：適切な遺品整理で故人の想いを大切に

遺品整理は、故人への敬意を表し、残された家族が新たな一歩を踏み出すための重要な過程です。本記事で解説した主なポイントを以下に簡潔にまとめます。

ポイント	内容
重要アイテムの把握	法的書類、金融関連書類、思い出の品などを事前に確認し、リスト化する
事前準備と家族間の話し合い	遺言書の確認、親族間での計画共有、相続放棄の意思確認を行う
効率的な整理の進め方	残す基準の設定、「保留箱」の活用、デジタル遺品の適切な取り扱いを心がける
専門家の活用	必要に応じて専門家のアドバイスを受けたり、遺品整理業者を利用したりする

遺品整理は容易ではありませんが、故人の想いを大切にしながら丁寧に進めることが重要です。家族で協力し、必要な支援を受けながら、この困難な時期を乗り越え、より強い家族の絆を築いていきましょう。